似合う色がわかると「肌がいつもよりきれいに見える!」「顔色が良く見える!」と、いいことづくめのパーソナルカラー診断。
実は、パーソナルカラーには一般的な春夏秋冬の4シーズンだけでなく、12タイプ、16タイプ、サイアートなど様々な診断理論があります。
今回は、それぞれの理論の違いや特徴と、どんな人に16タイプ診断がおすすめか?をまとめてみました!
そもそもパーソナルカラーとは?
パーソナルカラーとはその人が持つ肌・瞳・髪など外見の持つ「色」に調和して、肌をきれいに見せたり、血色を良くするなどその人らしさを引き立てる色のことです。
元々は1970年代にアメリカで開発されましたが、日本では1980年代〜90年代から広まり始めました。
パーソナルカラーを知るメリット
なんといっても肌をきれいに見せることができるのが最大のメリットです。
- 肌を明るく見せる
- 血色が良く見える
- シワやシミを目立たなくする
- 若々しく見える
- 健康的に見える
服だけでなく、パーソナルカラーに合うヘアカラーやメイクをすることで、より高い効果を得ることができます。
また、服を選ぶ時にも似合う色がわかるとスムーズにお買い物ができます。
パーソナルカラーは変わることがあるって本当?
パーソナルカラーは「その人の生まれ持った外見的特徴(遺伝)によって決まる」「一生変わらない」と言われることもあります。
確かに瞳の色など、遺伝要素が強いのも事実です。
ただ、最近は生活習慣(喫煙も含む)・加齢・食生活・投薬・ホルモンバランスの変化など後天的に変化することも多いと言われています。
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パーソナルカラー診断とは?
パーソナルカラー診断の方法はいくつかありますが、まず全ての色を
- イエローベース(イエローアンダートーン)
- ブルーベース(ブルーアンダートーン)
の2グループに分類します。
さらに濃淡・清濁などの特徴に合わせて
イエローベース(イエローアンダートーン)は
- Spring(スプリング・春)
- Autumn(オータム・秋)
ブルーベース(ブルーアンダートーン)は
- Summer(サマー・夏)
- Winetr(ウィンター・冬)
の4グループ=4シーズンに分類されます。
ただし、4シーズンは同じグループの中でも明るさ・鮮やかさ・強弱といった様々な要素が含まれているため「似合う色のはずなのに、なんだかしっくりこない…」となってしまうことがあります。
そんな悩みを解消するために、16タイプパーソナルカラー診断やEIGHT COLOR(エイトカラー)は、この4シーズンをさらに分割して16/8/12といったタイプに分けてわかりやすくしているのです。
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パーソナルカラーの診断方法は?
パーソナルカラーの診断はドレープと呼ばれる色の布をお顔の前に当てて、お顔写りを見ながら診断していきます。
また、正確な色を診断するためノーメイク・カラコンなしで診断します。
ヘアは後ろにまとめてくくったり、前髪が長い方はピンなどでお顔にかからないよう留めておきます。
デパートやイベントでの簡易診断はこのような下準備をせず行うことが多いため、誤診につながりやすいと考えられます。
少し手間はかかりますが、サロンで正確な診断を受けていただくことをオススメします。
セカンドタイプ・ベストカラーを知りたい!
ドレープを当てていくと一番似合う色のグループ=ファーストタイプが決定します。
セカンドタイプというのはファーストタイプの次に似合う色=二番目のタイプということになります。
例えば「1stタイプはブルベ夏、明るい色が得意だから2ndタイプはイエベ春」というように診断していきます。
また、ベストカラーはドレープの中で特にその人の魅力を引き立てる色を指します。
ベストカラーは1色に限らなくても良いとされているので、「赤ならこの色」というような選び方をすることも多いです。
16タイプパーソナルカラー診断とは?
16タイプパーソナルカラー診断は4シーズンをさらに詳細な16タイプに分類することができる診断です。
例えば、スプリングの場合は以下の4タイプに分類されます。
- ライトスプリング(明るく薄いパステルカラー)
- ブライトスプリング(明るいブライトカラー)
- ヴィヴィッドスプリング(鮮やかなヴィヴィッドカラー)
- ウォームスプリング(温かみがあって黄みの強いウォームカラー)
「明るく薄い」「鮮やか」といった似合う色の傾向(特徴)がわかることで、似合う色をより絞り込むことができます。
おしゃれに苦手な人こそ16タイプを受けてほしい理由
16タイプパーソナルカラー診断は、より細かなパーソナルカラーを知ることができるため「玄人向き」「イメコンに興味がある人が受けるもの」と言われることもあります。
私が思う、16タイプパーソナルカラーのメリットは
- 「色の傾向」で選ぶことができるため、似合う色を選びやすくなる
- 色の名前を覚えなくていいので、わかりやすい
日本には四季があるため、自分のシーズンと異なる季節になると服を買いづらいという方がいらっしゃいます。
その点、16タイプはお店に行って服を選ぶ時に「薄い色を選べばいいんだ!」とわかるため、パーソナルカラーに囚われすぎず、おしゃれを楽しむことができるんです。
さらに、似合う色の傾向からより具体的なセカンドタイプを割り出すことができます。
例えば、鮮やかな色が得意なヴィヴィッドスプリングの場合、鮮やかな色という共通点を見つけることでブルベ冬のヴィヴィッドウィンターも似合う!と診断することができるんです。
(セカンドタイプの組み合わせは1〜2タイプがあらかじめ決まっています。)
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12タイプ、EIGHT COLOR、サイアート、結局何が違うの?
当サロンで診断できる16タイプに限らず、巷では12タイプ、エイトカラー、サイアート、4Dパーソナルカラーといったたくさんの診断方法があります。
全ての診断は「イエベ/ブルベ」「4シーズン」を基本にしており、さらにグループを増やすことでより具体的で詳細に似合う色がわかるという点は共通しています。
その中で、それぞれの違いは
- 独自のドレープを使用している
- 分類できるグループの数の違い
- 主宰している協会の違い
また、最近はイエベブルベの偏りが少ない人=ニュートラルを診断できることを売りにしている協会が多いようです。
(1stタイプがイエベ春、2ndタイプがブルベ冬などアンダートーンが異なる方も多いです。)
私が診断を受ける・資格を取るなら16タイプパーソナルカラーをおすすめする理由
様々なスクールがある中で、私が16タイプパーソナルカラー診断の資格を取ったのには理由があります。
16タイプパーソナルカラー診断を主催されているラピスアカデミーの創始者・花岡ふみよ先生は、なんとこの道30年以上の超ベテランです。
そんな日本でのパーソナルカラー診断の先駆けとも言える花岡先生ですが、今でも資格講座では先生から直接ご指導いただくことができます。
その知識の豊富さや厳しくも温かいお人柄は、他協会の講師とは比べ物になりません…!
「プロとしてやっていきたい」という方にはラピスアカデミーをおすすめします。
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まとめ
今回はパーソナルカラー診断と診断方法の違いについてお伝えしました。
- 「とりあえず受けてみたい」という方は4シーズン
- おしゃれに苦手意識がある、服選びに活かしたい方や4シーズンを受けたけどしっくりこない方には16タイプ
がおすすめです。
当サロンでは診断だけでなく、似合うヘアカラーやプチプラからデパコスまで100以上あるコスメから似合うアイテムを提案させていただきます。
もちろん、お手持ちのアイテムがパーソナルカラーに合っているかどうか、苦手なコスメの使い方も相談してくださいね♪
似合う色でもっと自分らしく、おしゃれを気軽に楽しみましょう!